当社の加工精度としてよくご紹介する「±0.001mm」。数字だけではピンと来ない方も多いはずです。今回はこの精度がどれほどの世界なのかを解説します。
髪の毛の太さの約1/80
日本人の髪の毛の太さは平均で約0.08mm。±0.001mmはその80分の1にあたります。指で触れてわかる段差の限界が約0.01mmと言われますから、人間の感覚では捉えられない領域です。
敵は「温度」
金属は温度で伸縮します。100mmの鉄は1℃の変化で約0.001mm伸びる——つまり室温の変化だけで公差を使い切ってしまうのです。当社が恒温室(20℃±0.5℃)で仕上げ・検査を行うのはこのためです。
発注時のポイント
必要以上に厳しい公差はコストに直結します。「どの面が機能上重要か」を製造側と共有いただくことで、品質とコストの最適点をご提案できます。図面段階でのご相談も歓迎です。